2010年04月13日

授業中に居眠り、日本の高校生45%!(読売新聞)

 日米中韓の4か国中、日本の高校生は授業中に居眠りをする割合が最も高く、勉強する時間は最も短い――。

 そんな実態が7日、文部科学省所管の教育研究機関による意識調査で明らかになった。

 調査は財団法人「一ツ橋文芸教育振興会」と「日本青少年研究所」が昨年夏から秋にかけて、日米中韓の高校生計約6200人を対象に実施した。

 それによると、授業中に「いつもする」「ときどきする」態度として、「居眠り」を選んだ高校生は、日本が45%とワースト1位。ついで韓国(32%)、米国(21%)、中国(5%)と続いた。「積極的に発言する」のは米国(51%)、中国(46%)、韓国(16%)に対し、日本は14%にとどまった。

 一方、平日に学校の授業と宿題以外に、まったく勉強しないと答えた高校生は日本は34%。米国(24%)、韓国(18%)、中国(7%)より多かった。

 また、学校生活の評価(複数回答可)について、「勉強に関してクラスで競争する雰囲気が強い」としたのは中国(77%)、米国(54%)、韓国(32%)に対し、日本は26%どまりだった。同研究所の千石保所長は「日本では学習についてクラスで切磋琢磨(せっさたくま)する姿勢がなく、さらなる学力の低下が懸念される」としている。

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2010年04月08日

【なんて素晴らしい人生!】編集委員・石野伸子 ゴリラの瞳見つめてあげて(産経新聞)

 神戸の王子動物園にゴリラを見に行った。昨年末、ゴリラ研究の第一人者、山極寿一さんに彼らのすばらしさを聞いて以来、早く面会に行きたかったのだが、寒くて足が向かなかった。

 しかし、そうこうしているうちにもゴリラの絶滅危機は迫る。先だってドーハで開かれたワシントン条約締約国会議では、国連環境計画が「コンゴ盆地のゴリラは10年後に絶滅」と衝撃的な発表をした。クロマグロも大変だがゴリラはもっと大変。むろん動物園への新規取引などとっくにご法度。いま日本にいるゴリラは24頭だが、高齢化が進み、この20年で半減した。ナイーブで飼育下での繁殖が難しい動物の代表格なのだ。

 春休み、桜がほころびはじめた王子動物園は親子連れでにぎわっていた。飼育史によれば、1963年に初代ゴリラがやってきて以来、いまいるヤマトとサクラは3代目。アフリカ生まれの日本育ちでいずれも33歳、人間でいえば70歳近い。真夏の暑さがこたえるようになり、ことしはミストシャワーで夏バテ予防をしようと1100万円の予算を計上したところだ。

 この日、2頭は元気に屋外運動場で動き回っていた。大きい。とくにオスのヤマトはひときわりっぱ。その大きなからだで1本の枝を抱え込んだり、ほうり投げたり、見ていてあきない。その後を小柄なサクラがついて歩く。常にヤマトからちょっと離れてすわり、ときおりきゅっと体をすくめる。なかなか愛らしい。

 2頭は幼なじみで仲がいい。しかし、カップルにはなれなかった。社会性の高いゴリラは小さいころからオスとメス1頭ずつで育つときょうだいのようになってしまうのだそうだ。ゴリラ舎のそばには赤ちゃん誕生を期待して漢方薬を与えたり、他の動物園の繁殖行動ビデオを見せたり涙ぐましい努力の様子がリポートされているがそれも3年前まで。飼育係によれば「あきらめたわけではない」そうだが、期待は薄い。

 ゴリラは長らく誤解されてきた動物だ。見かけから凶暴だとか乱暴者だとか言われ、その誤ったイメージがどう増幅され継続されてきたかは、山極さんの著書『暴力はどこからきたか』(NHKブックス)などに詳しい。訪ねた日も、大きなからだを見て「こわいねえ」と子供に語りかける人も少なくなかった。

 しかし、じっとよく見てほしい。あの黒くて大きいつぶらな瞳を見るだけでも、彼らが愛情深く平和な存在であることが実感できないだろうか。2頭は室内でひと休みの時間に入った。無心にサツマイモや枯れ草をほおばっている。

 いかなる運命にてか、遠い桜咲く日本で暮らすことになったヤマトとサクラ。いいよいいよ、しっかりお食べ。家族は増えなかったかもしれないけど、仲良く元気で長生きしてね、と心から祈りたくなった。

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2010年04月02日

大麻所持容疑の大阪府立高校教頭「仕事のストレスもあった」(産経新聞)

 大阪府立高校教頭の大麻所持事件で、府立福井高校教頭、小島靖司容疑者(49)=大麻取締法違反容疑で逮捕=が、奈良県警の調べに、「3、4年前に風俗関係の女性に勧められ初めて吸った。教頭の職務のストレスもあって吸い続けていた」と供述していることが31日、捜査関係者への取材で分かった。県警は大麻の入手経路などについて捜査している。

 小島容疑者は大麻を吸っていた動機を、「いろいろと理由はあるが、教頭としての事務処理のほか保護者との調整にあたったり、他の先生からの相談に乗ったりする仕事上のストレスがあった」と説明し、「大麻を吸うと一時的にストレスから解放された」と供述。

 吸った場所については、「(同居の)家族に気づかれないよう、誰もいないときに自宅2階にある台所の換気扇の下で吸ったほか、外出先でも吸引した」とする一方、「(勤務先の)学校には持ち込んだことも吸ったこともない」と話しているという。

 直近では、3月28日に自宅で吸ったという。

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